誰もが、表現者。

コーラル支援員

土屋 滋朗

 

 誰にでも、その人にとっての生き方があります。それぞれの“わたしの生き方”を貫き通すと、それは表現になります。そんな前提に立って、ひとりひとりの人生を尊重し、自らを表現するという可能性を、一緒になって探っていく場を作っていけたらと願っています。

 まずは、長期的な視点をもって利用者さんとの信頼関係を築いていくことを重要視し、お互いがのびのびと居られる関係の中から、その人に合った表現の可能性を一緒に探していきたいと考えています。

 また、ここでいう表現とは、必ずしも絵画作品などの完成形をともなったものを指しているわけではありません。その人のありのままが受け入れられ、肯定されていることを感じながら向き合えるなにか。もちろん、それを見つけるのは、簡単なことではありません。しかし、その先には、障がいや健常などという枠を軽く飛び越えた、ただのひとりの人間としての、魅力あふれる人生が待っていると信じています。