ラフトの理念
いっしょに、生きる。
~職員行動指針~
その人の「生き方」に向き合うこと
その人が望む、その人が選ぶ「生き方」に向き合ってください。
向き合うべきものは、あなたが望む、
あなたが選ぶその人の「生き方」ではないことを
忘れないでください。
その人の人生は、その人のものです。
ただし、その人を知らずして、
その人が望むことを知ることはできません。
だから、その人を知ってください。
知ろうとしてください。
知ろうとすればするほど、
自らの価値観や固定概念が邪魔します。
時々、そこに戸惑ってしまうでしょう。
しかし、
自らの価値観や固定概念が揺るがされることこそが、
この仕事の楽しさであり、
共に生きることの深みでもあります。
ひとりひとりの「可能性」を追い求めること
出会えたその人の「生きる」ことに、
たくさんの可能性を感じてください。
そのために、小さなきっかけを見逃さないでください。
その人のいいところをたくさん見つけてください。
それらをその人や自分以外の人に教えてあげてください。
可能性は、出会いによって変化します。
可能性は、人の人生を豊かにします。
可能性は、無限です。
共に「たのしく」過ごすこと
「たのしい」の共有は、
人と人との信頼関係を強めてくれます。
相手の笑顔が見られた一日を、
あなたが笑顔になれた一日を、大切にしてください。
いっしょに生きるということは、
たのしいことばかりではないけれど、
そんな一緒に笑顔になれた日々の積み重ねが、
時に辛い時、苦しい時を支えてくれることもあります。
自らの「生きる」を大切にすること
自らの人生を大切にしてください。
人を支える仕事は、
決して自らの人生を犠牲にして成り立つものではなく、
お互いがお互いの人生を尊重し合える関係性の中でこそ、
成り立つものです。
あなたにしか歩めない、あなたの人生を生きてください。
あなたがあなたであることが、
出会えたその人にとって大切で、
意義あるものになるように。
誰もの「生きる」が尊重される社会を創ること
私にとって迷惑なあなたは、
あなたにとって迷惑な私なのかもしれません。
あなたにとって理解できない私は、
私にとって理解できないあなたであるかもしれません。
理解し合うことの難しさ。認め合うことの難しさ。
共生社会とは何なのか?
誰もの「生きる」が尊重される社会は、
誰もが排除されない社会です。
障害のある方の生活は、
社会のあり方や価値観で大きく左右されてしまいます。
「社会」を意識し、私たちが期待する「社会」を作ること。
それも、私たちの使命です。